エンジニアス・ジャパン株式会社では、「iSIGHTセミナー CAOフロンティア2004」を「優化設計のすすめ」と題し開催する運びとなりました。

「優化」とは改良、最適化をあらわす中国語です。
CAO技術が追求する、設計の改良、満足化、最適化、ロバスト化を総合的に表現する キーワードこそがまさに「優化設計」なのです。


本年より「CAOフロンティア」では従来のGeneral Sessionに新たにWorkshop Sessionを加え2つのセッションから構成されます。
Workshop Sessionでは、CAOキャンパスの一環としてこれから優化設計・最適化設計に取り組まれる方や形状優化設計にご興味のある方を対象にワークショップを開催します。

General Sessionでは、大阪大学 佐藤教授から、エレクトロニクス産業における 事業戦略という観点からの新たな方法論について、また、三菱重工業 渥美様か らロケットエンジン設計におけるロバスト設計の重要性と取り組みについてご講 演いただくほか、各製造分野のお客様から貴重な活用事例をご発表いただきます

数多くの方々のご来場をお待ち致しております。



日時 2004年9月27日(月) 13:30〜17:20 Workshop Session
2004年9月28日(火) 10:00〜17:50 General Session
 
会場   横浜ロイヤルパークホテル 宴会棟
http://www.yrph.com/index.jsp
TEL:045-221-1111(代表) FAX:045-24-5153
・JR/横浜市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩5分
・みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩3分

協賛各社
参加費   無料

Workshop Session
2004年9月27日(月) 13:30〜17:20   
横浜ロイヤルパークホテル 宴会棟2階「芙蓉」

ご講演協力:

茨城日立情報サービス(株)、(株)CRCソリューションズ、(株)電通国際情報サービス、
フルーエント・アジアパシフィック(株)
Session 1
 
13:30〜15:30 「はじめに学ぶ最適化支援技術の考え方と適用方法」
エンジニアス・ジャパン株式会社 マーケティング本部 
取締役 マーケティング本部長 工藤 啓治


これから最適化やロバスト設計を業務に適用しようと考えている皆様に、主な手法の特長や適用方法をやさしく解説します。アルゴリズムの説明も数式もありません。適用を成功に導くための重要な考え方を始めに、手法の概要を事例とともにわかりやすく説明します。最適化支援技術の全貌を事前勉強なしでご理解いただける講習です。初心者からマネージャの方々までご参加いただけます。
15:30〜15:50 <休憩>
15:50〜17:20
「6ステップで実現する優化設計支援ツール"iSIGHT-EG"のご紹介」
エンジニアス・ジャパン株式会社 テクニカルサポート部
シニアエンジニア ヤセン アイニワル

iSIGHT-EGは、日本のお客さまに快適かつ効率的にiSIGHTをご利用いただくため開発されたツールです。iSIGHTにおける最適化問題の定義、最適化手法の選択から実行、最適解の表示、結果分析まで、日本語GUIで提供するExcelアドインツールです。 (会場内に体験コーナーを開設します)
 
Session 2
 
13:30〜14:10 「形状変更を伴う優化設計のアプローチ」
エンジニアス・ジャパン株式会社 テクニカルサポート部
部長 許 全托

形状変更を伴う優化設計を実施するにあたり、基本的なポイントやアプローチについて説明します。構造的・流体的見知からの取り組みについても実際に各種アプリケーションを用いて解説します。
   
14:10〜14:50
「汎用Pre/Postによる形状最適化」
株式会社CRCソリューションズ 製造ソリューション部
西日本CAE技術チーム 田中 啓文 様

パラメトリックモデラー機能を持たない汎用Pre/Postを用いて形状最適化を行い方法を、MSC.Patran及びMSC.visualNastran for Windowsを例として紹介いたします。
   
14:50〜15:30 「三次元CADモデルを活用した形状最適化の実現」
株式会社電通国際情報サービス 製造システム事業部
東日本エンジニアリングサービス部 金山 信男 様
CAE技術部 若林 英一 様

三次元CADを用いた形状最適化の実現には、寸法駆動可能なパラメトリックモデルの作成が非常に重要です。本講演では、モデル作成のため全体流れの自動化におけるポイントをご説明します。
   
15:30〜15:50 <休憩>
   
15:50〜16:30

「メッシュ形状変更の自動化による形状最適化」
茨城日立情報サービス株式会社
デジタルソリューションビジネス部 CAE開発Gr. 塙 俊之様

モーフィングソフトによりメッシュレベルで形状変更を自動的に行い、三次元CADとの連携が困難であった形状最適化が容易に実現できます。

   
16:30〜17:10

「熱流体問題における形状最適化」
フルーエント・アジアパシフィック株式会社
マーケティング部 武藤 晴彦様

熱流体問題において熱流体解析(CFD)、最適化手法、および形状変更を組み合わせた具体的な解析事例を最近の動向を含めてご紹介いたします。




General Session
2004年9月28日(火)10:00〜17:40  
横浜ロイヤルパークホテル 宴会棟3階「鳳翔」
10:00〜10:40 「ご挨拶及びエンジニアス社の近況報告」
エンジニアス・ジャパン株式会社 代表取締役社長 加藤 毅彦
Dr. Siu Tong, Chairman, Engineous Software, Inc.
 
10:40〜11:30 基調講演
「エレクトロニクスシステムにおける製品開発・製造イノベーションと最適化手法を用いた事業戦略の重要性について」
大阪大学 先端科学イノベーションセンター
教授 佐藤 了平様

技術立国日本の21世紀を再構築していくには、日本経済を牽引してきたエレク トロニクス関連の製造業が、その優れた量産技術をさらに洗練させ、付加価値の 高い優れた製品を生出していかなければならない。そのためには、新規な材料か ら創造的な設計・生産方式までを考慮して、絶えずその時代と先を見通した最適 解を見出し、最適な生産技術を生み出す事が求められている。そこで、本講演で は、日本の製造業の状況と再生の鍵および、そのための事業と研究開発のあり方 を議論した後、製品開発の実例と問題点を明らかにし、全体最適な開発とそのた めに必要な新事業性評価の重要性について述べる。
 
11:30〜12:20

■基調講演
「ロケットエンジン設計におけるロバスト設計への取り組み」
三菱重工業株式会社 名古屋誘導推進システム製作所
エンジン機器技術部 液体ロケットエンジン設計課 課長 渥美 正博様

現在のH-IIAロケット第1段LE-7Aエンジンは燃焼圧力13MPa、燃焼温度3200Kの燃焼ガスを超音速で噴出し飛翔しています。このエネルギーレベルは600MWクラスで、中型の発電所に相当します。これを僅かφ1.6m×3mの機器で発生させるため、性能的にも構造的にも極限設計が求められています。一方で、信頼性も強く求められ、近年ロバスト設計技術が求められるようになってきました。 本講演では、ロケットエンジン設計に採用されつつあるロバスト設計手法について、CAE技術と織り交ぜて紹介します。

   
12:20〜13:20 昼食
   
13:20〜14:10 ■特別講演
「流体シミュレーションと最適化手法の組み合わせによる屋外環境と室内環境のデザイン 」

東京大学 生産技術研究所 計測技術開発センター
センター長 教授 加藤 信介様

放射シミュレーションとCFDの連成による屋外、室内温熱環境の解析手法に、遺伝的アルゴリズムおよび多目的遺伝的アルゴリズムを適用し、設計パラメータに関し最適化されたデザイン候補を設計者に提供するシステムの開発を行なっている。具体的には、夏季の劣悪な屋外温熱環境を改善するために、屋外温熱環境に関わる様々な要因や設計目標を統合的に取り扱う最適設計手法を開発し、樹木やピロティーの最適配置の多目的最適化問題について検討を行っている。また建築的なパッシブ環境制御と空調などのアクティブ環境制御により温熱環境制御がなされる室内を対象に、気象条件などの変動要因を考慮した最適化手法を開発し、その設計パラメーターの最適化を検討している。
   
14:10〜14:40 「iSIGHTの最新技術動向」
エンジニアス・ジャパン株式会社 アドバンストテクノロジー
チーフエンジニア 宮田 悟志
   
14:40〜15:10 「多目的遺伝的アルゴリズムの自動車の衝突問題への適用」
日産自動車株式会社 先行車両開発部
主担 大林 和弘様

近年、自動車の衝突安全性向上に対する社会的な重要性はますます高まってきて
おり、これは車両質量の増加に繋がるケースも多い。他方、地球温暖化防止の観
点から、燃費の向上に対する社会的な要求も高まっており、車両質量を小さくす
ることが求められている。これら相反する問題を研究するにあたり、自動車の衝
突解析に、多目的遺伝的アルゴリズムを組み合わせる試みを行った。本稿では、
このようなトレードオフ問題における、多目的遺伝的アルゴリズムの有効性の一
例を示す。
   
15:10〜15:30

休憩

   
15:30〜16:00 「VCMモデルを用いた車体サイドインパクトのロバスト設計への適用」
三菱自動車工業株式会社 乗用車開発本部
デジタル開発推進部 粟野 正浩 様

FEMモデルを用いた車体のクラッシュ解析のロバスト設計を実施するために、計算時間の短縮と解析制度の保証を両立させることが不可欠となっている。本講演では、詳細FEMモデルと簡易FEMモデルの複合近似手法、即ちVCMモデルのコンセプトを適用し、オリジナルモデルをベースに衝突用VCMモデルを開発した。さらに、このVCMモデルを用いたロバスト設計のアプローチを実車開発に適用し、その有効性を示す。
   
16:00〜16:30 「iSIGHTを用いた強度分野のボデー軽量化プロセス検討」
ダイハツ工業株式会社 実験部
AD実験室 谷崎 誠二 様

自動車業界では、燃費向上の重要なアイテムとして、車体構造の見直しや高強度鋼板の採用により、車体質量の軽量化を協力に推進している。一方で、自動車の品質/性能の確保と車体の軽量化には背反することが多く、現状としては、多くの人や時間を費やして両者を成立させている。今回、強度分野における軽量化検討プロセスをスリム化させる為、従来の開発プロセスにCAAEによるボデー耐久寿命予測手法とiSIGHTを組み合わせて、軽量化検討の自動化及び最適化にトライしたので報告する。
   
16:30〜17:00

「熱流体問題に対する最適化のアプローチ-最適化手法を用いた空調機熱交換機の開発」
Samsung Electronics Co., Ltd
System Appliances Division 早瀬 岳 様

多くの設計変数から成る多峰性解空間を有する熱流体問題に対して新たな最適化のアプローチを提案し、その有効性を空調機用熱交換機フィンの問題において示した。本提案方法は、一つの大域な設計空間を複数の小域な設計空間に分割・抽出し、各領域において問う口調的な非劣解を合理的に取得でき、また、最適化を段階的に効果的な探索が可能となり、実設計において有効であると考えられる。

17:00〜17:20 休憩
   
17:20〜17:50 「協調設計システムFIPERの最新技術動向」
エンジニアス・ジャパン株式会社 マーケティング本部
取締役 マーケティング本部長 工藤 啓治
   
18:00〜20:00 懇親会





お問い合わせ先
エンジニアス・ジャパン株式会社 CAOフロンティア事務局
担当:今村
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